女性の診療|岩手県盛岡の内科、西松園内科医院は女性医師による心療内科、人間ドック、糖尿病など生活習慣病の診療を行う病院です。

女性の心と身体の相談

働く女性が社会を変える

イキイキと輝いて働く女性があらゆる分野に増えてきました。女性の社会進出は、男性主導の社会に女性ならではの感性や発想といった順応性のあるしなやかさを加え、人が住みやすい社会づくりに貢献しているように思えます。女性が社会に出て働くという選択肢が増えたということは、そこに挑戦しようとするたくましい女性が増えていることでもあり、喜ばしいことです。さらに年齢は10代から80代にまで及んでおり、生涯現役という点からも、未だかつてないほどその活躍の場を広げているといえるでしょう。
反面、結婚や出産、育児よりも仕事を選択する女性が増加することで少子化社会に拍車がかかり、日本の将来に大きな不安を抱かせています。しかし、それは我が国だけの問題ではなく、先進欧米諸国でも同様の問題が顕在化しています。フランスやドイツではこの事態を重く受け止め、法制度の改善や意識の変革などに取り組み、近年出生率の上昇が見られるようになったと報告されています。勿論岩手県や岩手県医師会も少子化対策に真剣に取り組んでおりますが、まだ出生率の低下を止めるような効果は出ていません。母子の健康が守られ、不安なく育児ができる社会支援の成功が出生率の上昇を促していることは、欧米(ヨーロッパ)の成功例から見ても明らかです。

働く女性の健康問題

働く女性の健康はおろそかにできない問題です。男性同様不規則な食習慣や就労時間、人間関係の適応困難などから生じる生活習慣病、ストレス関連病が多くなっております。女性のライフサイクルの一時期に起こる更年期障害などと併せて、身体面、精神面への配慮が必要でしょう。
女性が職業人として自己実現し、さらに母として子供の幸せな人生の基盤を築いていくというのは容易なことではありません。核家族で育った世代では、赤ちゃんの育て方を教えるお年寄りもいないので、若い母親の育児不安や育児ノイローゼも増えております。母親の不安は子供にも伝わり、その後の性格形成に影響を与えてしまいます。
また、職場復帰を考えると不安から落ち着いて育児ができず、わが子を虐待してしまうキャリアウーマンも存在します。完璧主義の人ほどそういった傾向に陥りやすいのです。
女性専用外来の需要が増えていることも、当然なのかもしれません。

よき社会づくりに向けて

仕事と家庭をうまく両立していくためには、夫が妻を支え育児参加できる就労環境の改革や、社会からの育児支援が必要です。現在あちこちに育児サークルなどができ、子育ての支え合いが女性の母性を育み、不安の軽減に役立っています。

大切なこと

家庭環境や就労環境の整備は、働く女性が充実した生活を送るためにも、将来の社会を明るく健全にするためにも重要なことです。これは男性社会の改善にもつながっていきます。
下記は、働く女性のストレスに係わる障害例と、その解決策の一例です。

20歳代独身…父母は不仲だったが、父方の祖母から母を守るため懸命に勉強した。大学卒業まで順調に過ごし、男性にごして企業へキャリア入社したAさんは専門外の職場に配属される。しかし分からないことが素直に聞けず、次第に出勤がつらくなり、眠れず、苛立ち、過食から肥満となる。職場の上司に打ち明けることもできず来院した。
カウンセリング、職場の上司の理解、十分な休養で改善。これからは母のためではなく自分のための人生を築くことが大切と気づき、結婚と仕事を両立。現在、一児の母となっている。
30歳代専門職…猛烈に働く母に厳しく育てられ、就職してからは誰よりも一生懸命仕事をしながら、家庭を持ち2人の子供を育ててきた。しかし夫が病気になると、姑から「夫の健康管理をちゃんとしなかったせい」と責められる。さらに子供が病気になり、職場に出ることができなくなった。
カウンセリングと服薬、そして育児休暇を利用し治療に専念。母への恨みを解消、夫もよき協力者であることに気づき、自分を愛することが大切だと悟った。がむしゃらに生きるのではなく、ゆとりある環境の中で子育てをしながら職場復帰に備えている。
40歳代看護師…できる看護師として発表や研修をこなし、優秀な職員とされていた。何でも引き受けてしまうので多忙ではあったが、楽しい日々を過ごしていた。そんな中、思いがけず子供が万引きをして指導を受ける。反抗的な態度、時には暴力的になることもあり、次第にかわいらしさを感じられなくなっていく。夫が子供を厳しく叱ると家中に怒鳴り声が響き渡り、親子の取っ組み合いが始まってしまう。家にいるのがつらい、眠れない、食べられない、離婚したい、子供もいらないと訴える。
カウンセリングを続け、「仕事は家庭からの逃避」だったのかもしれないと気づく。母としてしっかり子供と向き合ってから仕事のことを考えようと決心。夫との仲も改善し、感情に訴えず冷静に考えられるようになってきたことからも、人格の成長がうかがえる。
50歳代教師…ベテラン教師としての自信があったが、転勤先の学校で生徒がいうことを聞かず、下痢と便秘を繰り返し、次第に眠れなくなっていった。
カウンセリングと服薬を続けながら、会社を休んで家事をしたり好きな絵を描いたりとのんびり過ごす。料理にも工夫を凝らし、家族とゆっくり食事ができるようになったことで子供たちも喜んでいる。このような穏やかな生活は結婚以来できていなかったことを思い出し、人間らしい生活ができる生き方が大切だと、退職も視野に入れて過ごしている。

ストレスについて

人間ドックにおいて、20〜30%の人がストレスを抱えているとの結果が出ています。ストレスは就労関係からくるもの、自分自身のストレスに耐えられない性格や認知のゆがみからくるものなど色々です。

対策

一人で悩まず、また女性だからと意地になって無理をしないでください。職場の産業保険スタッフや人事支援、家族の協力を得て、医療機関を早期に受診することで心身の異常は解決していけます。それにより病前とは違う自己の成長を図り、自己実現を目指しましょう。道は必ず開けます。

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